炎症していたらすぐに「アイシング!」治まらなければ何度でも「アイシング!」サムアップ!治療院|駒込 田端 文京区 北区 豊島区 台東区 荒川区|
こんにちはサムアップ!治療院の渡辺です
今回は【アイシング】の方法と効果です
捻挫や打撲、骨折、脱臼などで起きる炎症。皆さんはその炎症の5徴(・発熱(熱感)・腫脹(腫れ)・発赤(赤み)・疼痛・機能障害(動かせない))が現れたらどう対応していますか?
湿布?コールドスプレー?安静?
上記の手段しか取れない時は仕方ないですが、一番効くのは「アイシング」です
なぜ?
湿布、コールドスプレーは体の表面を冷やしたりするだなので、症状が軽度であれば効きますが、体の深部まで損傷している重度の症状であれば奥まで届きません。
例えば、缶ジュースに湿布を貼って、ジュースは冷えるでしょうか?つまり、皆さんが感じているのは「冷感」です。それでは体の治癒力を高める程の反応は起きません
例えば、皮膚にからしなどを塗ると体の深部まで染み入るほど体は無防備でしょうか?浅い皮膚層に浸透してヒリヒリして終わりです。当然炎症を治める成分が入っていると謳われる湿布などの効果も同様です
アイシングの方法
①氷嚢(ビニール袋などでも漏れないのであればOK)に氷をたっぷり入れて、水を少々(体に氷の角があたるの和らげたり、馴染ませるため)入れて、体に密着させます。この時にうっ血しない程度にバンドなどで固定して下さい。注)この時出来るだけ保冷剤などでは冷やさないでください。なぜなら、氷は0℃以下にならないですが保冷剤は長時間触れていると0℃以下になって軽い凍傷になってしまう可能性があるからです
②約15分(感覚が無くなるまで)冷やします。初めの5分位は痛いぐらい冷たいですが我慢してください><
③冷やしたら氷水を外してもらい体温が戻るまで放置してください(恐らく4~50分ぐらいでしょうか)
④体温が戻ったら、また冷して下さい。5徴が引かないのであれば、時間の許す限り何度でも繰り返して頂きたいです
アイシングの効果
まず感覚が無くなるまで冷やすことで疼痛が治まってきます。次に氷嚢を外すと、体は冷えた個所に血液を多く送り、温めようとします。この血液の中に炎症物質を抑える組織がたくさん含まれているので、炎症をより早く治めてくれるのです
このように体の深部にある炎症を治めるには、これぐらいしなければ生理的な反応は起きません。湿布を勧める理由はひとつ、儲かるからです