【1年前からボールを蹴ると左鼠径部が痛い】サッカー 埼玉県 上尾市 大学1年 男性 K.Aさん|駒込 田端 文京区 北区 豊島区 台東区 荒川区|
≪治療報告≫
こんにちはサムアップ!治療院の渡辺です。
【1年前からボールを蹴ると左鼠径部が痛い】
サッカー
埼玉県 上尾市
大学1年 男性 K.Aさん
<60分治療>
従弟であるF君のご紹介でお越し頂きました。
ご紹介ありがとうございます!
まずは症状を伺うと、受験のためにサッカーを半年間休んで、1年くらい前に再開した直後から左鼠径部がボールを蹴ると痛いとのこと。他の医療機関で治療を受けて良くなったが、完全には取り切れていないとのことでご来院。続いて痛みの出る動作を確認
<治療前>左脚前のランジ姿勢をすると、痛みでこれ以上は股関節を曲げられない
・ボールを蹴る時(痛みが出ると2~3日続く)
鼠経部の痛みの原因は一つではありません。確実に言えるのは鼠径部を揉んでも、鍼治療をしても、何をしようが治りません。なぜなら鼠径部痛だけど鼠径部が原因では無いからです。鼠経部に何か治療をしようとする医療機関があるとすれば、その医療機関の発想は素人レベルで、まず治せるようにならないでしょう。
では、どの筋肉が主な原因か?それを探る上で大切なのは、痛みの出る動作を確認すること。ランジ姿勢は痛みが出易い動きの一つですが、前脚側の鼠径部に痛みが出る場合と後ろ脚側の鼠径部に痛みが出る場合がある。前脚側か後ろ脚側かで原因となる筋肉が違う。今回のK君の場合で考えられるのは、ランジ姿勢での痛みは臀筋で蹴る時の原因はハムストリングスだと思われる。
臀筋は3つの筋肉に分かれていて、働きが少しづつ違う。そしてご存知の通り、臀筋はとても大きな筋肉なので、なかなか硬くならないが、硬くなるとほぐしにくい。擦るように揉んでも、力いっぱい押し込んでも奥まではほぐれないので、マッサージにも技がいる。それでもほぐれない時は鍼治療も必要。とはいえ、どこに打ってもいいわけでは無く効果的に効く箇所がある。今回は初診なので、鍼治療は避けてマッサージのみで治療して確認
<治療前>
<治療後>
Kさん「踏み込んでも痛くない!」
私「初めから可動域もそこまで悪くなかったので、治し易かったですね。蹴る時の痛みは実際に動いてみないと分からないだろうから、使ってみて下さい。痛みが出るようでしたら鍼治療が必要かもしれません」
Kさん「わかりました。様子をみてみます」
この度は当院の≪治療報告≫にご登場下さり、ありがとうございました!