【腰椎分離症|半年前の練習中に臀部を強打してから前屈みなどで腰が痛い】野球 千葉県 船橋市 中学2年 男子 K.Kさん|駒込 田端 文京区 北区 豊島区 台東区 荒川区|
≪治療報告≫
こんにちはサムアップ!治療院の渡辺です。
【腰椎分離症|半年前の練習中に臀部を強打してから前屈みなどで腰が痛い】
野球
千葉県 船橋市
中学2年 男子 K.Kさん
<60分治療>
私が楽しんでいるテレマークスキーの先輩Kさんの息子さんにご来院頂きました。
まずは症状を伺うと、半年前の練習中に臀部を強打してから腰の痛みが続くので、レントゲンを撮ってもらうが異常無し。友人から勧められた接骨院に半年通うも良くならないので、別の病院でMRIを撮ってもらうと腰椎分離症と診断される。その経緯を聞いたので診させてもらう事になる。続いて痛みの出る動作を確認
<治療前>左に倒すと、この位置で腰中央に痛み
<治療前>右に倒すと、この位置で腰中央に痛み
<治療前>左に捻じると、この位置で腰中央に痛み
<治療前>右に捻じると、この位置で腰中央に痛み
<治療前>前に倒すと、この位置で腰中央に痛み
<治療前>後ろに倒すと、この位置で腰中央に痛み
以上の痛みに関係する筋肉をほぐして確認
<治療前>
<治療後>
<治療前>
<治療後>
<治療前>
<治療後>
<治療前>
<治療後>
<治療前>
<治療後>
<治療前>
<治療後>
Kくん「最初より軽いです」
私「まずは良かったです^^ただ、背骨が折れる(分離症)くらい周りの筋肉が硬くなっているということだから、まだほぐす必要があるので、引き続き診させて下さい」
Kさん「わかりました」
<腰椎分離症>
原因・病態
多くは体が柔らかい中学生頃に、ジャンプや腰の回旋を行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。「ケガ」のように1回で起こるわけではなく、スポーツの練習などで繰り返して腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっています。
分離症は10歳代で起こりますが、それが原因となってその後徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があります。
治療・予防
分離症があっても強い痛みや日常生活の障害なく生活できる場合が大部分です。腹筋・背筋を強化して、一般的な腰痛予防を心がけます。腰痛や神経根圧迫によるお尻や下肢の痛みで日常生活や仕事に支障が生じれば、神経の圧迫を除去する手術や固定術が行われます。
「引用元:日本整形外科学会」
当院の治療
腰痛の中でも腰椎に問題が起きている痛みの原因は、股関節を動かす筋肉の硬化に加えて体幹筋の硬化と仙腸関節の硬化による反り腰です。関節の動きが悪くなると、運動などによる衝撃の負担が骨にまで掛かります。その負担が日々重なっていき、やがて腰椎の後方部になる棘突起などが折れてしまうのです。つまり、腰椎へ負担をかけている筋肉をほぐさなければ分離症を繰り返してしまいます。
安静にしても、コルセットをしても、筋トレをしても痛みを繰り返している方はぜひ診させて下さい。その硬さをほぐさないでいると、3~40代になって辛い思いをされるかもしれません。
この度は当院の≪治療報告≫にご登場下さり、ありがとうございました!