【変形性股関節症|腰椎すべり症|人工股関節の手術の前に周りをほぐしておきたい】ゴルフ テニス スキー バスケットボール ジムトレーニング 東京都 豊島区 主婦 60代 女性 T.Yさん|駒込 田端 文京区 北区 豊島区 台東区 荒川区|
≪治療報告≫
こんにちはサムアップ!治療院の渡辺です。
【変形性股関節症|腰椎すべり症|人工股関節の手術の前に周りをほぐしておきたい】
ゴルフ テニス スキー バスケットボール ジムトレーニング
東京都 豊島区
主婦
60代 女性 T.Yさん
<60分治療>
息子のSさんのご紹介でお越し頂いたYさん。とても悔しいですが、今回は完治を求められる治療ではありません。症状から伺うと、20代の頃から股関節に痛みを感じることがあったので、痛みが出るたびに近くの接骨院などで治療をしてもらい過ごす。
8年前から股関節の痛みが増してきて、6年前に変形性股関節症と診断される。さらに腰も痛くなり、4年前に腰椎すべり症と診断される。そこからあらゆる治療を受けて、半年前には運動鍼の治療も受けていたとのこと。運動鍼とは鍼を患部に刺したまま体を動かしてもらうという治療法で、とても痛い治療だと聞く。
我慢しながら治療を受けたが、残念ながら効果は望むまでには至らなかったので、人工関節の手術を受けることを決意。その病院で「手術までにストレッチやマッサージで出来るだけ筋肉を柔らかくしておいてください。」と言われたという。そこで、息子さんに薦められた当院にお越しになったとのこと。
Sさん、ご紹介ありがとうございます!
痛みの出る動作を確認
<治療前>・痛みと硬さで、これ以上足を閉じることが出来ない
<治療前>・後ろに倒すと、この位置で左腰が痛い
<治療前>・右に倒すと、この位置で左腰が痛い
<治療前>・痛みと硬さで立ち膝が出来ない
<治療前>・硬さと痛みで膝が閉じないため、枕を挟まないと横向きで寝ることが出来ない
息子さんに聞いていた以上に重症だと思いました。股関節は固まり、可動域の制限がかなり目立つ。当院で治すことも出来ますが、時間がかかることは間違いない。今まで治療に努力されてきたことや、他に自己免疫疾患で苦しんでいることを考えると、ご自身で決めた人工関節の手術という選択はやむを得ないと思いました。
ならば、当院に期待されていることで最大限応えようと思い治療する。腰痛と股関節の動きは密接なため、どこまで改善出来るか分からないが、本日出来る範囲でほぐして最後に確認して頂くと
<治療前>
<治療後>
半足分寄ったでしょうか。筋肉はほぐれてきたが、この程度しか変化が無いのは関節がかなり固まっているため。かなり難しい治療ですが、来月の手術まで数回かけて出来る限りほぐして、手術に臨んでもらいました。
手術直後は痛みは無くなり、可動域はそこまで改善されずという状況のようで、今後の自身のリハビリが重要とのことでした。この治療から1年経って、息子さん夫婦が治療にいらしてますが、その後の状況はあえて伺っておりません。私が出来るのは、この先何か困った時に最大限の力添えが出来るように、腕を磨いておくだけです。
今回は治すための治療では無いので申し訳ないのですが、当院の≪治療報告≫にご登場下さり、ありがとうございました。