【徒然話】

当院の何気ない日常ブログを不定期に綴ります

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【側彎症の方に出来る治療】サムアップ!治療院編

こんにちはサムアップ!治療院の渡辺です。

<側弯症>

当院では『側弯症』(参考HP)の治療もしますが、背骨が弯曲した状態を治せるわけではありません。側弯によって起こる肩や背部の高さの違い、腰痛や背部痛などの痛みを取ることは出来ます。

<側弯症の多くは右背部が盛り上がっている>

側弯により体の負担は起きます。その負担を補うために体を支えるのは当然筋肉ですので、負担が掛かっている筋肉はやがて硬くなってきます。それによりさらに腰痛や背部痛などを引き起こします。さらに装具治療などで体幹の固定を繰り返すことでも筋肉は固まってきます。とくにスポーツを楽しむお子さんは装具など付けていては思い切り運動が出来ません。そのような時に固まった筋肉をほぐすことで痛みが取れたり、緩和したりします。

<ウサイン・ボルト選手も右背部が上がっている>

陸上100m走世界記録保持者のウサイン・ボルト選手も側弯症なのはあまりにも有名な話しで、彼は筋力トレーニングと治療で克服し、結果を出したと自伝でも伝えている。その中で書かれているのは、背筋とハムストリングスの痛みを抱えたボルト選手は側弯症と診断される。治療と理学療法で痛みの軽減はしたものの、本調子ではなかった。その頃出会ったコーチから「おまえの場合は背筋と腹筋が弱いから、それが臀部に影響を及ぼしているんだ。背骨が曲がったまま走ったら、臀部がハムストリングスを引っ張り、結果的に張りや肉離れを起こす。だが、おまえが背筋と腹筋を筋力トレーニングで鍛えれば、いろいろな不具合をカバーしてくれるようになる」(自伝|ウサイン・ボルトから引用)と言われ、それまでの筋力トレーニングに加え、体幹トレーニングとストレッチをさらに加えて膨大な量のトレーニングとフォームの修正などをして、さらに痛み止め薬、マッサージなどを入念に行って側弯症を克服したようです。

<筋肉の隆起も左右差がある>

<サムアップ!治療院が出来る事>

皆さんもご存知の通り、ウサイン・ボルト選手はこの後に世界新記録を出します。結果を出したことは素晴らしいですが、この改善策を行うことは容易ではなく誰にでも出来る事ではありません。

となると、側弯症のお子さんは思い切りスポーツを出来ないのか?

そんなことはありません。ボルト選手が行ったことを簡単に申し上げれば、筋肉の状態を良くすれば側弯症でもパフォーマンスを上げることが出来る、という事だと思います。

筋力を付けてカバーすることも大事ですが、筋肉をほぐして柔らかくすることで、骨への負担を減らすことは当院でも出来ます。ほぐすことにプロアスリート、アマチュアは関係ありません。当院はどんな方でもガッツリほぐせます。それに、バレエやダンス、新体操、フィギュアスケートなどはムキムキな体になることが許されません。そんな方は、筋肉をほぐして可動域をさらに広げ、伸びる筋肉を付けることが出来る当院の治療が、とくに必要だと思います。

病院の診断に落ち込んでいる方、専門の医療機関でも良くならない方でも、まだまだ可能性はあります。筋肉を柔軟にする当院の治療で、ぜひ診させてください。

 

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