【徒然話】

当院の何気ない日常ブログを不定期に綴ります

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【いろんなお客様】「それって逆じゃないの?」サムアップ!治療院|駒込 田端 文京区 北区 豊島区 台東区 荒川区|

ある日新規の患者さんからのお問い合わせで

「私は膝が痛いのだけど、そちらで治療出来ます?」

「もちろん出来ますよ。どのような動きをすると膝に痛みが出ますか?」

「あぐらかいたり、正座はしばらく出来てないわ、あとは階段降りるときとか」

「分かりました。端的に申し上げると、今言われた痛くて出来ない動作を体をほぐして出来るようにします。そうすると痛みも取れます。というのが当院の治療です」

「それって逆じゃないの?膝の痛みが取れたら正座とかあぐらが出来るのじゃないの?」

このようなご意見を頂きました

確かに多くの方(治療家も含め)がそのように考えていると思います

でも、その考えに憑りつかれているから”治らない治療”を続けることになってしまうのです

私の考えは違います。痛みは突然起こりますが、それ以前から長い時間をかけて筋肉は硬くなってきており、正座などをした時に張り感などが出てきていたと思います。でも痛くなければ気にしませんよね?そこが落とし穴です

体には筋肉が張ると断裂などを起こさないように収縮させる伸張反射という防衛反応があります。つまり段々硬くなっていった筋肉が硬さのピークを迎えると、いつも通りの動きをしても無理に伸ばされたと感じ伸張反射が起こります。この反射で筋肉はさらに引っ張られ痛みとして現れます。この時、皆さんは「いつも通りのことをしたのに突然痛みが出た!」と驚くのです

では、どこをほぐせばいいのでしょうか?伸ばされている筋肉?それもいいと思います。ただ、痛みが発生するまで硬くなった筋肉は丁寧にしっかりと効果的にほぐさないと効果は出ません。しかも、そこだけほぐせば解決しないことも多いです。ご自身で色々と試しても効果が出ない時はご来院お待ちしております

案外簡単に痛みが取れていきますよ^_-=☆

以上のことで大切なのは、自分がイメージする治療をある程度受けても治らないのであれば、その考え自体を変えなければ進歩しないということです

私は自分の治療の効きが悪いときこそ、そのように考えます。それは1回1回の治療に自信をもっているからこそです

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