【いろんなお客様】「当院でも治りにくい方」
こんにちはサムアップ！治療院の渡辺です。
残念ながら当院で治療しても治りにくい方がいます。例えば当院の治療の妨げは、筋肉を硬くする行為です。せっかくほぐしても硬くされては当然効果が落ちます。
・鎮痛剤や痛み止め注射を止められない方
痛みは治せという体のサインですが、痛み止めを服用したり注射をするとそのサインが消えます。そうなると、限界以上に体を使ってしまい、より体を硬くしてしまいます。治療期間中はやむを得ない場合を除いて出来るだけ飲まずに、痛みと向き合いながら治していくのが体の負担も少なく、健康的な状態で早く治ります。最初は辛いですが、治療後は出来るだけ動いて頂き、その中でまだ痛みが出る様でしたら、さらなる原因を突き止めて治療をする。この繰り返しで治療することが、結果的には効果の持続に繋がります
・治療期間中も筋トレしまくる方
世間では痛みの原因は筋力不足とも言いますし、筋トレが好きな方もおりますが、当院の治療がほぐしならば筋トレは筋肉を硬くする行為です。治療期間中の筋トレはなるべく抑えて頂き、体が柔らかくなり軽くなった実感が出たら、筋トレを再開して下さい。
・「痛くなりそう」というだけで、いつまでも動かさない方（慎重になり過ぎて、石橋を壊れるまで叩いて渡れない方）
極端に慎重な方や怖がりな方に多いです。もちろん治療直後は痛みの記憶が残っているので、いきなり動かせないかもしれませんが、痛みが出ても多少なら徐々に使って血流を上げた方が治りが早いです。これは筋肉痛になった時の対処と同じで、皆さんはじっとしているより動いた方が早く治まった経験ありませんか？多少の痛みなら動かして下さい。そして、それ以上痛くて動かせない動きを教えて下さい、その中に治療のヒントがあります。「痛くなりそう」というだけで、いつまでもサポーターなどで固定したり、痛みが出ないように力み過ぎて使ったりしていると、せっかくほぐした筋肉もまた硬くなります。
・問診表を適当に書いてしまう方
当院の問診表の項目は治療に関係することをご記入頂いております。分からない場合、口頭で伝えようと考えている場合は別です。プライバシー保持の意味でご記入頂けない場合もあると思いますが、職種、既往歴（ケガも含む）、服用している薬、スポーツ歴などは出来るだけ教えて下さい。治療に役立ちます。よろしくお願い致します。
・問診を適当に答えてしまう方
問診などを面倒がり「いいから治療して」という態度が露呈している方が極稀ですがいらっしゃいます。症状を伺えばある程度は治療出来ますが、皆さん同じ個所が痛くても同じ原因とは限りません。決して安価ではない治療費を頂くのですから、出来るだけ痒い所に手が届くような気の利いた治療をして、満足して頂きたいと思っております。そのためには、問診表の項目以外でも必要な情報があるので、確認させてください。面倒そうにされている方には最小限のことしか聞く気はございません。
・治療家に任せ過ぎる方
これは、当院のお任せで治らなかった時の話です。お任せで治る方はそれでいいのですが、治らない時は申し訳ないですが、当院が何か見落としている場合やご来院時の治療だけでは足りないことがあります。その時に、原因となりそうなことを探す質問をしても「いつも通りのことしかしてないですよ」「先生にお任せしています」もしくは、お願いしたストレッチなどのセルフケアをして頂けない方。とても筋肉が硬い方は、当院でほぐし→ストレッチだけではとても時間がかかる場合があります。お一人で行うには辛く、面倒なこともあるかもしれませんが、早く治すためには必要だと思いお伝えしておりますので、ぜひご協力下さい。
・治療後の確認で「痛い」としか言わない方
当院ではほぐしたらその場で確認します。2診目以降は治療後の日常の痛みの出方などを確認します。良くも悪くも、その治療でどのような効果があるかを知るためです。同じようにほぐしていても、即効で治る方もいれば揉み返しが出て、だるさを感じる人もいます。そんな時は治療の加減が、より必要かもしれません。確認の時は「さっきよりはいいけどまだここが痛い」「この動きではここ、他の動きではあそこが痛い」「前は5分歩いたら痛かったけど、今は10分歩ける」などなど、出来るだけ細かく教えて頂けると治療の精度もどんどん上がっていきます。
・治療を受けても全く効果を感じない方
数回受診頂いた方々の中に、直後の確認で可動域やクリック音消失など良くなっている徴候はあるのに、良くなるどころか悪くなったという実感もなく、何も感じないという方が今までにお2人いました。
・治療直後は良好なのに、すぐに完全に痛みが戻ってしまう方
基本的にこのような時は他の疾患が理由で痛みが出ていることを疑います。過去には尿路結石による腰痛、疲労骨折による痛み、内臓や腫瘍からくる痛みなど、直後が良好でもすぐに完全に痛みが戻る場合は他の原因を疑うので、すでに病院を受診されていてもセカンドオピニオンの受診をお願いしております。それでも、問題が無かった場合は私の不徳の致すところです。機会を頂けるのであれば、治療方針を再構築して全身全霊で治療致します。
