【シンスプリントを治す】サムアップ!治療院編
<シンスプリント>
<発症>
陸上競技の中・長距離選手やサッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技で中学、高校生の選手(特に新人)に多くみられ、疲労が溜まったときに発症しやすく、下腿(スネ)の内側に痛みの起こる障害です
<病態>
運動中、後に脛骨中央から遠位1/3の内側後方を中心に縦長に広い範囲で痛みが起こる過労性障害で脛骨過労性(疲労性)骨膜炎とも呼ばれています。ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋などの足関節を底屈する筋、筋膜の繰り返し加えられるけん引による脛骨骨膜の炎症です。
<発生の要因>
①ランニングの量や質の急激な変化(特に初心者の走り始めや走り込みの時期に多い)
②扁平足、回内足など障害の発生しやすい足の形
③足関節の柔軟性の低下や下腿の筋力不足
④足部の疲労による衝撃緩衝能の低下
⑤固い地面での練習
⑥内側がすり減ったソールやクッション性の悪いシューズの使用
以上「日本整形外科スポーツ医学会HP」引用
サムアップ!治療院では
筋肉疲労であるのは確かですが、ヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋などの足関節を底屈する筋、筋膜の繰り返し加えられるけん引による脛骨骨膜の炎症ではありません。なぜなら、それらの筋肉をほぐしても治らないからです。原因となる筋肉のヒントは上記の<発生の要因>の中にあるので一つずつお伝えします。
①初心者に多いのは元からのコリ(仕事や捻挫などによるもの)がほぐされていないからです
②日本人のほとんどが扁平足なので原因とは考えにくいですが、ある筋肉がコルとより扁平足になります。回内足も筋肉の硬さで起きます。
③練習量を上げている最中に痛みが出るというのに、筋力不足が原因とは合点がいきません。柔軟性の低下はコリが原因です。
④筋肉が硬くなると衝撃緩衝能が低下します
⑤当院が固い地面でも練習出来るようにします
⑥ソールの内側がすり減るのは筋肉の硬さで回内足になったためです。当院がクッション性の悪いシューズでも練習出来るようにします。
つまり<発生の要因>に記載されていることは、全て筋肉の硬さで起きることなので、そこをほぐせばシンスプリントは解決するということです。ただ、どの筋肉が硬くなっているかと、その筋肉の丁寧なほぐし方をしらないと治りません。なかなか治らない方は当院に診させてください、解決致します。